SAFETEY　BASE（セーフティベース）の会:とは

 

　こころサポートひょうごは心理学をベースとして

　不登校のお子さんの保護者さんが安心して集える場「セーフティベースの会」を運営しています。

　日時：毎月第3水曜日　13：00～14：30

　会場：西宮市男女共同参画センター　ウエーブ　学習室
　　　　 兵庫県西宮市高松町4-8 プレラにしのみや4階
　　　　（阪急西宮北口から3分、兵庫県立芸術文化センターの東隣り）　

　定員：6名

　参加費：500円（１回）

　

　参加申し込みはこちらから
　https://ws.formzu.net/dist/S412357297/

 

 

 

 

### 不登校の現状

 

全国の不登校児童生徒が３４万人を超えた現在、不登校は決して特別なことではないかもしれません。

とはいえ、我が子が不登校になることは、保護者にとってはとてもとても心配なことですね。

「どうしてうちの子が？　何があったの？　いったい誰に相談したらいいの？　行き渋りや不登校を知られたくないけれど…　他の子たちや、他の保護者さんはどうしているのだろう？ 」
そのような思いを抱えていらっしゃる方は多いと思います。

 

私たちの「セーフティベースの会」は保護者さんたちの切実な声を受けて2023年2月に誕生しました。同じ悩みを持つメンバーが中心となり、保護者同士の情報交換の場として運営されています。また公認心理師や心理カウンセラーなどの資格を持つ者がバックアップしながら、心理学を基盤にした支援を提供しています。どうぞ安心してお越しください。

 

###情報交換の重要性

 

不登校のきっかけや原因はさまざまです。最近の調査によれば、子どもが抱えるストレスや不安感は年々深刻化しています。そして...登校できなくなっている子ども自身にも、その理由がわからないことが多々あります。

 

学校でのお友達とのトラブルやいじめ、先生との関係、学業のこと、体調不良、そして、子ども自身の感覚過敏や発達上の特性などが影響していることもあります。

それから、家庭での問題や親子の関係性、心理的な要因など、いろいろなことが複合的に作用していることも少なくありません。

 

対応は家庭だけではなく、学校、教育委員会や医療、福祉との連携や協力も必要不可欠ですが、残念ながら待っているだけでは連携が難しいですし、学校以外の居場所やフリースクールなどの情報も大切になってきます。他の保護者との意見や経験の共有は、個々の問題を解決するための手助けとなることが多いのです。

情報交換を通じて、参加者は新しい視点を得ることができ、視野が広がります。また自身の問題に対する理解も深められます。

セーフティベースの会が、参加者同士の情報交換を大切にしているのはそのためなのです。

 

### 心理的安全性の確保

 

但し、参加したからと言って、なんでも話さなくてはいけないわけではありません。話したくなったら話す、というスタンスで大丈夫です。聞くだけでもOK、質問だけでも構いません。セーフティベースの会では、誰にも批判されず、否定されない「心理的安全性」を大切にしています。

　

### 運営方針

 

私たちの会は、心理学に基づいて運営されています。公認心理師や心理カウンセラー、専門家の視点を入れながら、参加者が安心できるような集まりを心がけています。不定期で開催されるワークショップやセミナーでは、心理学や専門の知識を活用し、親としての役割を見直しながら、親子ともどもに自分らしい生き方ができるようになる、そんな機会を提供しています。当事者や経験者がサポートしながら、共感し合い、理解を深められる環境を心がけています。

 

### 保護者の役割と「保護者を支援する」重要性

 

不登校のお子さまを持つ保護者の役割は、多岐にわたります。保護者はいったいどのように子どもや家族のメンバーと関わって行けばいいのでしょうか？　学校との話し合いや、保健室登校、放課後登校やフリースクールの情報、進路のことなど、いったい親は、どこまでサポートすれば良いのでしょうか。どのように本人の自律を促し、信じ、見守って行けばいいのでしょうか？

 

そして、保護者自身の戸惑い、不安、焦り、悲しみや憤り、孤独感などに、どう対処していけばいいのでしょうか？

子どもが居場所を失くして精神的に追い詰められないように、子どもにとって家庭が「安全安心の場」であることは、とても大切なことです。けれども、保護者さん自身の心の中に、安全安心を作らなければ我が子を支えることも難しくなってしまいます。
もしも、不登校をきっかけに、親子の関係が悪化したり、両親が対立したり、家族間で争いが起きたりすると、そのことがより一層、問題を深刻にしてしまいかねません。そうならないためにも、保護者さんを支える場が重要だと私たちは考えます。

「うちの子の場合は？」「我が家の場合は？」「私のモヤモヤはどうしたら良いの？」その答えと、進むべき方向性を「セーフティベースの会」で共に探っていきませんか？

 

### イベントの開催と専門家のサポート

 

私たちの会では、心理カウンセラーや教育に関する専門家と連携を図り、定期的にセミナーやワークショップを開催しています。これにより、参加者は専門的な知識に基づいた支援を受けたり、具体的な問題解決に向けた手法を学ぶことが可能です。専門家のアドバイスは、理論に基づいたものであり、実際の場面での活用方法が分かるので、大変役立つ情報となっています。また、セミナーやイベントは、新しい友人を作る場としても活用していただきたいと思っています。

 

ホームページの「セミナー・講座・イベントのお知らせ」のページと合わせ、会員メンバーのグループLINEでご案内いたします。対面イベントとともに、オンラインセミナーもありますので、ご利用ください。